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読者がつくった「ひくデザイン」と「つかむデザイン」

先日、採用のための戦略デザインについてご相談におみえになった、ある企業の採用担当社の方にとても興味深いものを見せていただきました。

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「すみません、ブログに載せたいのでお借りしていいですか?」
と、なんと頂いて来てしまったのですが、同じコピーをたて組とヨコ組、書体も変えてデザインのいわゆるテストサンプルをつくられています。それをA4サイズの紙にプリントアウトして、わざわざ持って来てくださったのです。

自著を以前読んでいただき、共感するところがあったと名古屋からわざわざお越し頂き、スケジュールをあわせてお会いさせていただきましたが、視覚マーケティング以外にも、マーケティングの様々な手法、論理をすでにお持ちの方とお見受けしました。

そういった勉強熱心なかたに、共感していただけたのは嬉しいですね。

以前、ダイレクトマーケティング(通信販売)の仕事をしていたことがありますが、いわゆるこちらの業界では「テストマーケティング」といって、試す、テストする、結果の良いものを取り入れると行った慣習があります。最近、翻訳されて話題になった、ジョン・ケープルズ(著)ザ・コピーライティング—心の琴線にふれる言葉の法則や、ワンダーマンの「売る広告」にも、テストマーケティングの重要性は強く示唆されています。

そういった慣習があってか、デザイン採用の際に『以前、モデルがサングラスをしていたカットは、バックがよく売れた』『背景に○○をおいたら売れた』など、今目の前にあるデザインの『印象』よりも、過去データから重要性をはかるケースはとても多かったですね。

今、しみじみと思ってみると、テストマーケティングは主に『コピーライティング』に重要だったのかもしれません。


なぜなら、デザインでヒットが出る場合というのは、難しい理屈無しで皆が一斉にこんなことを言う場合がほとんどです。


「おーっ、かっこいいじゃん」
「わたし、これ好きだな!」


つまり、あなたの直感的に感じた通りの「そのまんま」がデザインマーケティングにそのまま使えるというわけです。

ということで、日頃から、あなたはちゃんと見て「感じて」いるでしょうか??
by sikaku-marketing | 2008-10-13 11:13 | いい話

「「エンジニアがビジネス書を斬る!」丸山さんの「いつも目標達成している人の読書術」に紹介されました!

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「エンジニアがビジネス書を斬る!」が人気のメルマガとして有名、マルちゃんコと丸山純孝さんの「いつも目標達成している人の読書術」で、なんと「視覚マーケティングのススメ」

お薦めのビジネス書として紹介されました。

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販売を考えていく場合に必ず頭に入れておかないといけない事は、「どんなお客さんに買っていただきたいのか」ということ。ねらっていない人に買ってもらうと、後々お互いのために不幸です。このターゲッティングをするのにもっとも重要なのがデザインなのです。

『いつも目標達成している人の読書術』
P196 どうやったら、買ってもらえるのだろうかと悩んでいる人のために より抜粋)

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1冊の中から、数行でもっともおいしいところを切り取ってくださっています。
さすが『大人の読書提唱人!』アマゾンキャンペーンも期間限定で行われているようです。ほかにも参考になるビジネス書が多く紹介されています。

いつも目標達成している人の読書術 (単行本)丸山 純孝 (著)
価格:¥ 1,575 (税込)

Amazonキャンペーン情報はこちらから
いつも目標達成している人の読書術Amazonキャンペーン
by sikaku-marketing | 2008-10-04 07:30 | いい話

運命の出会い

「ほんの2〜3年前まで、
あまり出歩かない生活をしていたのですよ」

というとよく驚かれます。

人に会ったり、お話を聞いたり、勉強しにいったりするのはもともと嫌いではありませんが、デザインという仕事はどうしても、計画通りにいい物がアウトプットできるとは限らない。時間がもっと欲しい、と思わなかった日はありません。そんな思いが、ついつい出不精を誘っていたのではないかと思います。

ただ最近は「ちょっと出過ぎたかな、、、」と思って、出る用事を控え気味にしていますが逆に尋ねてくださるかたが沢山いらっしゃいます。嬉しいですね。

今日も何組かの方にお会いしましたが
とても印象的だったのは自著『視覚マーケティングのススメ』の読者です、とおっしゃる明るくて、いかにも快活そうな素敵な女性とそのご主人。

ご夫婦での来訪はさすがにはじめてです(笑)
素敵なお花とお土産まで頂き、恐縮です。

まるで、初対面とは思えぬリラックスした雰囲気で、
とても愉しいひとときを過ごさせていただきました。

Aさん(とその女性を呼ばせていただきます)はいわゆる、右脳系販売員(?)、あるいは企画営業系の方とお見受けしました。印象的な言葉。

「私は売る事に興味があります」
「デザインのいい物の方が絶対に売れるという実感があるのです」

ご趣味がフラワーアレンジメントや和装の気付、ということでデザインやクリエイティブにもとても興味をお持ちなのですね。
そして彼女の販売員時代の体験と『視覚マーケティングのススメ』に書いてあった事がぴったりシンクロした、ずっと現場で実感していた事通りだった、なんとなく感じていた事が言語化されていてすっきりした、と言っていただけました。
(この話は、本当に面白かったので今度コラムできちんと紹介しますね。)

ちなみに、大手系(?)のSEさんとお見受けしましたが、もの静かで優しそうで、でも1本、筋が通っているといった感じのご主人様も素敵でした。
主観的な意見ですが、いわゆる日本男子(にっぽんだんじ)風、もの静かだけど芯が強いという、こういう真面目な人柄がやはり今の日本を支えていると思います。
仲の良いご夫婦の来訪は本当に嬉しかったです。

本を書くまでは比較的、仕事を中心にごく限られた人と会う生活をしていたのですが、最近は『ああ、この人に会うべくしてお会いしたのだ」と運命の出会いを感じる瞬間は多いです。


自分が差し出した物がすべて、自分に返ってくる。
現場の一制作者として、著者として、気の引き締まる思いです。


「次作も期待しています」と最近よく言っていただけるようになりました。


ええ、次作もぜひ期待していてください!
by sikaku-marketing | 2008-10-03 06:45 | いい話