運命の出会い

「ほんの2〜3年前まで、
あまり出歩かない生活をしていたのですよ」

というとよく驚かれます。

人に会ったり、お話を聞いたり、勉強しにいったりするのはもともと嫌いではありませんが、デザインという仕事はどうしても、計画通りにいい物がアウトプットできるとは限らない。時間がもっと欲しい、と思わなかった日はありません。そんな思いが、ついつい出不精を誘っていたのではないかと思います。

ただ最近は「ちょっと出過ぎたかな、、、」と思って、出る用事を控え気味にしていますが逆に尋ねてくださるかたが沢山いらっしゃいます。嬉しいですね。

今日も何組かの方にお会いしましたが
とても印象的だったのは自著『視覚マーケティングのススメ』の読者です、とおっしゃる明るくて、いかにも快活そうな素敵な女性とそのご主人。

ご夫婦での来訪はさすがにはじめてです(笑)
素敵なお花とお土産まで頂き、恐縮です。

まるで、初対面とは思えぬリラックスした雰囲気で、
とても愉しいひとときを過ごさせていただきました。

Aさん(とその女性を呼ばせていただきます)はいわゆる、右脳系販売員(?)、あるいは企画営業系の方とお見受けしました。印象的な言葉。

「私は売る事に興味があります」
「デザインのいい物の方が絶対に売れるという実感があるのです」

ご趣味がフラワーアレンジメントや和装の気付、ということでデザインやクリエイティブにもとても興味をお持ちなのですね。
そして彼女の販売員時代の体験と『視覚マーケティングのススメ』に書いてあった事がぴったりシンクロした、ずっと現場で実感していた事通りだった、なんとなく感じていた事が言語化されていてすっきりした、と言っていただけました。
(この話は、本当に面白かったので今度コラムできちんと紹介しますね。)

ちなみに、大手系(?)のSEさんとお見受けしましたが、もの静かで優しそうで、でも1本、筋が通っているといった感じのご主人様も素敵でした。
主観的な意見ですが、いわゆる日本男子(にっぽんだんじ)風、もの静かだけど芯が強いという、こういう真面目な人柄がやはり今の日本を支えていると思います。
仲の良いご夫婦の来訪は本当に嬉しかったです。

本を書くまでは比較的、仕事を中心にごく限られた人と会う生活をしていたのですが、最近は『ああ、この人に会うべくしてお会いしたのだ」と運命の出会いを感じる瞬間は多いです。


自分が差し出した物がすべて、自分に返ってくる。
現場の一制作者として、著者として、気の引き締まる思いです。


「次作も期待しています」と最近よく言っていただけるようになりました。


ええ、次作もぜひ期待していてください!
by sikaku-marketing | 2008-10-03 06:45 | いい話